前回は母×子×乗馬のお話でした。今月はちょっと複雑な父×子×乗馬について。忙しくお仕事をされていて、（お母さんももちろんですが）なかなかお子さんと一緒に過ごす時間をとれない…そんなお父さんは多いのではないでしょうか？

長年クラブで、たくさんの親子のお客様を見てきて、私が感じたのは「子供が乗馬を習う＝ただの習い事」ではなく。実は「乗馬＝子供との距離が近づく時間」なんです！通い方のスタイルは各ご家庭で様々、けれど、その二人のど真ん中には「馬」という、ちょっぴり異世界？の存在がいてくれることがポイントになります。

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様々な乗馬スタイル

◇競馬が大好きなお父さんの影響で、乗馬を習い始めた小学生の息子さん。送迎はパパ。仕事の合間を縫って、いつも送迎してくれる。レッスンをいつも見守ってくれて、一緒に馬の話ができて、週末の競馬場も、今まで以上に二人で盛り上がる♪今の夢は騎手になること！

◇小学４年生の馬大好きガール＆パパ。レジャー感覚で体験した「体験レッスン」がきっかけで、乗馬スタート！好きなアニメも、推しも、学校でのことも詳しく知らないパパだけど、毎週私が乗ってる馬の名前や、できるようになったこと、頑張っていることを知ってくれてる、色々応援してくれる！おうちでも馬の話を沢山するよ！

◇親子で習い始めた「乗馬」　一緒にレッスンに出てるから、お互いライバル！どっちが早く次のクラスに上がれるか競争！運動不足だったパパ、最近ちょっと引き締まってきたかも♪いつかパパと一緒に海岸を馬で走るのが今の夢♪パパと一緒に「馬」の推し活中♪

いろいろな、父×子×乗馬スタイルですが、共通しているのは、どの親子もみんな仲良し！いえ、もしかすると、一緒に乗馬に通っているから仲良しなのかもしれません！？

よくよく考えると、水泳も、野球も、ダンスも、塾も・・・もちろん応援はできますが、親子で一緒に参加型という習い事はかなりレアかもしれません。「馬」を通して親子の時間が増え、話題が増え、絆ができる。道であった知らない人でも、なんとなくお互い犬を連れていたら親近感がわいてしまう。そんな同志的な感覚に近いのかもしれません。「馬」という心も体も癒してくれる存在は、柔軟で吸収力抜群だけど、その一方で繊細で、反発もしやすい子供たちと、なかなか照れて言葉や、行動に移せないパパたちを、いとも簡単に仲良くしてしまう・・・そんな不思議なオーラがあるような気がします。小学校高学年になるにつれ、なかなか距離感が難しくなってくる娘さんと、何か共通の話題を見つけたいパパさんにもお勧めです。

「そんなの嘘だろ？」と思った方は、ぜひ一度体験乗馬にきてみてください（笑）馬の不思議な魅力に、お父さんのほうが先に魅了されてしまうかも。

　もちろん運動面でも良いことが！肩こり、姿勢のゆがみ、運動不足。お子様との時間を過ごしつつ、自身の体調管理や運動不足解消もできる、将来の親子旅行の夢もできてしまう。子供の習い事と侮るなかれ。「乗馬」なかなか奥が深いと思いませんか？

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written by Okanami

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